今日は8月6日。
ヒロシマで75年前に、特別な日になった。
毎年この3年くらいは、
マツダビルの建て替えで新名所となった
「おりずるタワー」周辺で1日中、
実行委員会の仲間たちと一緒に、ボランティア活動をしている。
地元の経済界の代表的な存在である
オーナーの松田哲也氏には
最初から「おりずるタワー」にご招待いただいており
文化振興のために、ことあるごとにこの場所を提供されていて
アーチストとして何かとお声がけ頂けるので、とてもありがたいことだし、
本当に広島のために何かとご尽力されていてたいへん尊敬できる。
私と2歳しか年が違わないのに、すごいと思う。( ゚Д゚)ソ~ナンダネ☆彡
3~4年前くらいから、この、旧マツダビル、今は「おりずるタワー」にて
ほんの少し「広島愛の川」のお手伝いをするようになった。
「広島愛の川」は
『はだしのゲン』の作者の中沢啓治さんが書き残した詩に
作曲家の山本加津彦氏が曲を付けたヒロシマの歌。
そして、
夏まゆみ氏がみんなでパフォーマンス出来るようにと
歌に合わせて振り付けた。
いつもなら、がっつりと参加させていただくのですが
今年はコロナ禍の影響で、ほとんど何もせず…
LINEやZOOMでの会議もチェックさせていただくだけで
ホントに何もお手伝いできなかった( ゚Д゚)エッ~イイのソレで?☆彡
でも、今年の実行委員長である新田信雄氏は例年通りの準備ではなくて
コロナ禍の中で開催させるための模索が続いたハズなので
とても大変だったと思う。
なので、今日、無事に動画配信が行われて、本当に良かった!
そして、今年の「広島愛の川 2020」は、
先ほど19時30分にYouTubeで全世界に向けて動画配信された。
今まで、私は「広島愛の川」のピアノ伴奏譜しか見たことがなかったので、
今回、広島交響楽団さんと新日本フィルハーモニー交響楽団さんの参加が
あったので、
きっと誰かがきちんと間に合わせてオーケストラ用の楽譜も書いたのだろうな~と、
いろいろ想像をした。
ヒロシマが次世代に向けて平和を継承していくのは、
もうず~と続けていくことなので、
せめて世界が核廃絶まで行ければ、円満に解散出来るんだろうけど
世界の今の現状では、それは難しそう…残念なことだけど。
その点については、市民レベルのイベントをやっていくのではなく
政治で解決する方法のほうが早いかもしれない。
それって、政治的解決をしたら
国の方法論としては戦争になりやすいと思うんだけど?
憲法9条がどう機能するか、憲法改正も議論されているしね( ゚Д゚)ソウダネ☆
でも、結局戦争になったら、
国際法とかあっても犠牲になってしまうのは結局は市民なので、
解決方法としては矛盾してしまう。
音楽や現代アートなどの交流で世界は変えられると信じて
アートの活動はしているけれど、自分の実力のなさを感じてしまいます。
そういう点では、作曲家の山本加津彦氏を見習って、
今自分に出来ることを地道に実行して、
活動を続けていくしかないと考える。
【「広島愛の川」スタッフ用のTシャツ⭐シルクスクリーンで刷られている!】
それでも、ヒロシマのことは私にはとても身近なことなので、
ヒロシマのアーチストとして、発表する作品はもちろんだが
これからも思考の部分も時代と共にしっかりと鍛えていこうと思う。
明後日、6月9日の長崎原爆の日へと繋いでいきます…