ミサニャンこと版画家の積山ミサです!
画家の仕事は絵を描くコトです。
ですので、基本、絵を描き上げたら
個展やグループ展を開催して作品を発表していきます。
作品を出してみて、気に入ってもらえたら購入してもらえます。
その繰り返しです。
普通の?販売商品などは、注文があってから納入するながれですが
「絵」に関しては何の注文も誰にも頼まれていないのに
勝手に「できたのでこれ見に来てよ~!」とやっても
やはり同じように売れてしまうところが面白いと思っています。
芽が出るお仕事の種
今では、私は絵を描く仕事が途切れません。
1年間で描ける絵の枚数ってだいだいたい決まっていますので
こうなってくると展示のブッキングに気を付けるようになります。
でもこれは、私が若い頃から「絵描きの種」をまいてきたからです。
小さな仕事でも、大切に育てていくと、
草原から、季節ごとに一気に花が咲きほこるように
いつの日か、自分で摘み取る花を選べるようになります。
全部、すぐに摘み取ってしまうと、庭がさみしくなってしまうので
少しは次に大きな花を咲かせるように
育て続けることをゆっくりとしておくこともあります。
「お仕事の種」は、今でも継続して蒔いています。
いろんな花が咲くように~❀
そうやって、自分の心を耕すことが人生そのものだと思います。
今現在、自分の仕事は自分の好きなようにお花畑が作られています。
ときどき、刈られたり、枯れたり、害虫に食われたりもしていますが
それも、絵画のいろどりの一部と思えて、楽しんでいます。
「お花畑の種まき」は、ほんの例え話ですが
私は、このお仕事に対するイメージが大変気に入っているので、
いつか描きたいお花畑のモチーフでもあります。
いつも、お花といえば「ヒガンバナ」ばかり描いているので、
たまには、他のお花も描いてみようかな~と思えるようになりました。
「黄昏」(たそがれ)木版画 積山ミサ
どこかでご縁がありましたら
これを読んでいただきましたあなたにも
私の新しい作品を見て頂ける日がいつか来ますように
これからも「お仕事の種」をたくさん蒔いていこうと思います🌸